ガンダム上野の森にたつ
上野の森美術館にて「GUNDAM-来たるべき未来のために-」という作品展が開催されていたので友人二人と見に行って来ました。
ロボットアニメの金字塔「機動戦士ガンダム」をモチーフに戦争、進化、生命、文化現象をキーワードにガンダム世代のアーティスト、クリエイターが彼らの感性を通じてメッセージを込めたアートを展示すると言う試みなんだそうです。
同展は以前大阪でも展示されたものの再開催と言う事になります。
館内は撮影禁止のため写真が掲載出来ない事をお断りしておきます。
入り口を入ると壁面にザク等をモチーフにした作品が掲示された通路を抜けこの作品展の目玉1/1コアファイターが薄暗い空間に横転してコクピットを横に向けて鎮座してました。
ア・バオア・クーの最終決戦でアムロが脱出したあとの半壊して宇宙を漂う状況を模したものです。
実際にこのスケールでコアファイターを見ると色々とツッコミ所があって面白かったですね。
このスペースにはエンジンとミサイルは一緒に収まらないよとか。(^^;
何と言ってもコクピットの狭さが印象的でした。幅にして50センチ程度。肩をすぼめてもかなり窮屈な感じです。
これが変形してガンダムの中に収納されたら閉所恐怖症でなくてもかなり恐いと思います。格闘戦なんかやったら精神を平常に保てるでしょうか?
「もう乗りたくない」というアムロの気持ちが良く解りました。それなのに無理矢理殴ってガンダムに乗せたブライトさんは鬼ですよ。(苦笑)
あと笑えた作品として「ピキピキピーン(劇場版)」というもの。
ニュータイプ同士が感応し合って稲妻が光ると言う視覚効果をそのまま立体化しちゃったものです。
タイトルは劇場版で使われた効果音だからだそうで。(^^;
他にも様々な作品がありましたがモビルスーツ等の形態を色々とアレンジしたアートは凡人の僕には良く解りませんでした。(^^;
会場内ではニュータイプ適性試験なるものもやってました。
どうやら二人一組になって目隠しをして天井から吊るされた無数の球体を除けながらパートナーの元へ辿り着くと言う事らしいです。
解り合えるニュータイプ同士なら視覚に頼らず巧く誘導できるということなんでしょう。
屋外のオープンスペースにはあの富野監督の立体作品「From First」がありました。これは東京展でのみの展示。
ここだけは撮影OKでしたので大勢の人がデジカメや携帯で写真を撮っていました。
中央に1/60PGガンダムがラストシューティングのポーズで立ち、周りを1/12のいわゆる等身大ザクが取り囲むと言う構図で3メートル四方のスペースを占有しています。
ガンダム、ザクすべてが白1色でペイントされザクのモノアイだけが電飾でピンク色に光っているのは不思議な雰囲気でした。
説明プレートには作者名としてしっかり富野監督の名前が。
製作協力には元ストリームベースの川口名人の名前も。
この作品展は12/25まで開催されていますので興味のあるかたは行ってみてはいかがでしょうか?
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