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2006/12/17

真実は見えるか? 『太陽の牙ダグラム』DVDボックス

放映から25周年を記念して発売された『太陽の牙ダグラム DVD-BOX』、少しずつ見続けてやっと最終話まで見終りました。
全75話という長丁場でしたが全体に芯の通った骨太な物語は飽きさせませんでした。
実は本放映時は毎週欠かさず見ていたのですが最終回だけ見逃してしまったんですよね。その後も再放送等を見る機会がなく実に25年ぶりに結末を知ることが出来ました。(^^;

いきなり砂漠で朽ち果てたダグラムから始まるのはかなり衝撃的でしたが、やはり主人公クリンの物語が本筋ですね。大人達のまやかしの政治に疑問を持ったクリンが独立運動に身を投じ、敵である地球人と言うことでの仲間との葛藤を乗り越えて行く様は感情移入して見ることが出来ました。そして多くの人たちの出合いと別れがクリンを成長させていきます。
終盤の父ドナンとの死別のシーンではそれまでのわだかまりを超えて一人の人間としてお互いに認めあう所は思わず目頭が熱くなりました。さらにはデロイア独立の指導者サマリンもクリン達若者に未来を託して去って行くあたりは涙無しには観れません。
一方、地球の殖民星デロイアの独立紛争にまつわる政治的なドラマが実に丁寧に描かれており、そう言う点でも楽しめました。語り部としてジャーナリストのラルターフと言うキャラを配したのが効果的に使われてますね。
ただひとり真実を見極められなかったラコックの死で終局を迎えるあたりは政治ドラマとしての完成度は秀逸です。多分この面白さは本放映時では解らなかったかもしれません。
そして冒頭の朽ち果てたダグラムに繋がるとは計算し尽くされたシリーズ構成に脱帽です。

こうして久々にダグラムを見て当時買ったプラモデルのストックがあるのを思い出して引っぱりだしてみました。
1/48ダグラム。シリーズ第1弾として出たものです。
パーツを一通り見てかなりしょぼーんとなってしまいました。(^^;
ここは今の技術でリメイクして貰えないでしょうかねぇ。
当時はタカラから出てましたがバンダイのR3シリーズでやってくれたら嬉しいですねぇ。他社から出たものも可能性があると以前コメントもありましたし。

ところで、このDVDボックスには特典としてクリン役の井上和彦さんの声を収録したボイスクロックが付属します。
その中に「みんな起きてくれ!敵襲だ!」というのがありました。
効果抜群ですが、こういう起こされ方はされたくないなぁ。(苦笑)

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