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2006/12/13

映画『エコール』

予定外に時間が出来たので映画『エコール』を見て来ました。
各所で話題になって「灰羽連盟」+「シムーン」だなんて感想を見せられては無性に興味が出て来たわけです。(笑)
都内での上映は先週一杯で終了と思いきや別の劇場で引き続き上映されてるのが幸いでした。

どことも知れぬ森の中にある学校に理由も分からずに集められた少女たちが協同生活をすると言う設定を聞いた時に最初に思い付いたのが「プリズナーNo.6」でした。
訳分からなさと言うか雰囲気が両作品には近いものがある様な気がしましたね。
実際にこの映画を見終った時の率直な感想は「不思議な映画」という妙な後味です。なんか説明し辛いですね。
ストーリー性が低いので謎解きを期待しない方がいいです。(^^;

ただ映像表現としては美しいですね。
森の中で遊ぶ白い制服の少女たちは妖精のようで、まるで宗教画を見ているかのようでした。
そして少女の揺れ動く心情とか無邪気さ残酷さ等が断片的かつ感覚的に畳み込まれていきます。
それと対をなす様に二人の教師や世話係の老女といった大人の女性達の悲しみとか諦めの様なものが感じられました。

ビジュアル的には印象的なシーンはいくつかあるのですが、その中でも一番はラスト付近での外の世界に出た最年長組の一人であるビアンカが噴水で出会った少年に向けた微笑みでしょうか?
可愛いとか言う次元を超えて妖艶さと恐怖を感じました。その瞬間に森の学校の真の目的が垣間見えた気がしました。

あと特筆すべきは音響です。
本編中でダンスシーンでかかるレコードの音楽と言うのはありますがBGMがほとんどありません。
そのかわり森のざわめきや小鳥の声、川のせせらぎ等の自然の音が常に聞こえており、これがこの映画の不思議な雰囲気を増幅していると言えます。
あと時々、地鳴りの様なゴーっという音が聞こえて来るので妙だなと思っていたのですがこれは終盤で正体が分かります。なかなか凝ってるなぁと感心しました。

万人にお勧めできる作品とは言いがたいですが、好きか嫌いかと問われれば好きな部類かな?
面白いかどうかと聞かれると返答に困りますけど。(^^;

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