フルアクション・エルガイム製作記 part 1
先日、再版された『重戦機エルガイム』シリーズのキット。
その中の1/100フルアクション(FA)エルガイムを購入して来ました。
やはりR3マーク2と並べてやりたいですからね。
このキットは当時としてはかなり出来が良く金属パイプやシリンダーを用いたムーバルフレームの再現やランダムスレートの開閉といったプレイバリューが高い優れものでした。
とはいえ20年以上も前の製品ですのでR3マーク2と比べるとそのままではどうしても見劣りしちゃいますので徹底改修をすることにしました。
まず問題点を抽出します。
パッケージや組立説明書の写真を見渡してみると上半身のボリュームが一番問題に見えます。
肩幅があり過ぎ上腕も妙に細長いためにゴリラの様な体型になっています。
逆に太股は細過ぎて上半身とのアンバランスが際立っています。
あとラバーで再現されている胴が寸詰まりでもっさり感がありますね。
エルガイムはそれこそ純白の乙女の様な優美なイメージがありますので上半身の小型化を中心としたプロポーション改修が必須です。
腰回りのアーマーも貧弱ですね。女性的な色気のあるヒップラインが欲しい所です。
ランダムスレートを含めた臑はかなり良い感じです。ここのフレーム周りはいじらないで済みそう。そうなったら一大事ですよ。
足首も若干幅があり過ぎるので扁平なイメージがします。もっとシャープにすらっと爪先を表現してやりたいですね。
上半身のボリュームに釣られてか頭部も大きいです。
ということでロボットは顔が命。ここから改修に入ります。
頭部は素のままだと眼間が広いのでもっさりとした不細工な間抜け顔ですのであちこち切り詰めて美人にしてやりましょう。
左右割りになっているヘルメットを接着。両サイドの肉厚を半分くらいに削り込んで幅を狭めます。
接着面でやする方法もあるのですが横幅方向はそれほど詰めなくても良さそうなのと内部フレームも幅詰めするのが大変なのでこのやり方で逃げました。。
あとヘルメットの下縁も2mmほど切り詰めて頬ガードは目の縁とともにパテとプラ板で前に延長しました。これで顔の幅が狭まって小顔に出来ます。
ひさしの逆台形も両サイドを削り込んで目元をシャープに。
耳のアンテナを通すスリット部で前後に分割。前側を分割面で2mmほど幅詰めして再度接着。接合面のラインを整えてやります。
これに伴い内部フレームも接着面で幅詰めします。
フレームと一体になっているマスクは削り落として積層プラ板で二周り程小型化した物を新造。
襟の部分等を薄く削り込んで小型化したヘルメットとの干渉を避けます。
今回はここまで。
See you again!
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