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2007/07/22

復刻ゼロX号、テイクオフ!

Outerbox

発売が延期されていた旧今井科学のゼロX号のキットが届きました。
ヨドバシ等の量販店にも並んでいますので見かけた方もいるかな?

話には聞いていましたがでかいパッケージです。長手方向は50cmもあります。
実は上の写真で見える箱自体はダミーなんですよね。
版権の絡みからキャプテンスカーレットのアイテムとしての販売になったので、サンダーバード版復刻パッケージは特別付録ということでキャプテンスカーレット版の外箱がかぶせられたわけです。

Innerbox

外箱を外すと40年前の初版当時を復刻したパッケージが出て来ます。
(以降、画像をクリックすると別ウインドウで拡大表示します)
勿論サンダーバード版のパッケージで「イマイプラスチックモデル宇宙科学シリーズNo.19」と銘打たれています。
大迫力の小松崎画伯のイラストも懐かしいですが今はなき今井科学のマークも燦然と輝いています。


Inner01_price

価格の表記も当時のまま1200円です。(復刻にあたって16.5倍に跳ね上がりましたが…)
当時のサラリーマン初任給が2万円前後だったそうなのでかなり高価なキットと言えるでしょう。
これを買ってもらえた子供は学校のクラスではヒーローになっていたんじゃないでしょうか?


Inner02_play

箱側面にはキットの仕様を説明するイラスト。
劇中と同じく5体に分離合体することが説明されています。
ゼンマイ及びモーター走行することや劇中のゼロXには本来そう言う機構はありませんがミサイル発射のギミックも解説されてます。
当時のキャラ物プラモは組立玩具的位置付けなのでこのようなプレイバリューを付け加えられるのは普通だった様です。


Inner03_linup

反対側の 側面には他のサンダーバードシリーズのキット紹介があります。
いわゆるキャラ物プラモってこのラインナップ紹介が楽しいんですよねぇ。子供心の購買欲を書き立てると言うか。
ガンプラもかつてはそうだったのですが最近のMGやHGシリーズではこういうのは無くなっちゃいました。


Openbox

箱をあけるとこんな感じでみっちりパーツが収まってます。
箱中を横切ってパーツを押さえている帯やギアボック等金属パーツやタイヤを納めた中箱も当時のまま再現されています。
昔のプラモはこんな仕様だったんですね。昭和テイスト全開です。
最近はコスト優先でパッケージ仕様を楽しむことも少なくなりました。
(ガンプラMGシリーズの中仕切りもいつの間にかなくなりましたし)

Metalparts

中箱の中味は今回の復刻のキモであるゼンマイやギアボックス等の金属パーツ類とゴムタイヤ。
久々にこんな部品群を見ました。


Parts01

ランナーが入ったビニール袋の口に留められたタグも当時のまま再現しています。
右上のメッキ部品ランナーが復刻版の発売が延期になった原因。
メッキ行程で材質が脆くなって車輪パーツにシャフトを打ち込むと割れてしまう恐れが発売直前で判ったそうです。
そこで急遽ランナーを再成形して行程改善したメッキをした物に差し換えたことで解決したそうです。そのため発売が5日程延びてしまいました。


Parts02

胴体と主翼のランナーです。
胴体は30cm、主翼は40cmを超える大物ですが、なんと上下2パーツのみの貼り合わせという大胆な構成です。子供が容易に組み立てられることを前提とした仕様なのでしょう。
この辺も昭和を感じさせますね。


Parts03_nosecorn

最前部のノーズコーンは単独でビニール梱包されてます。これも当時の仕様のままだそうで。
美しく施されたメッキを傷から守る気遣いなんでしょう。


Decurl

デカールは完全新規で作成されました。
恐らく当時品よりは格段に品質が良い物だと思います。


Inst

組立説明書はコレクターが所持していた美品キット付属のものから再現したそうです。
説明イラストの雰囲気がやはり昭和臭さを感じさせて良いですね。


ここまで見て来た様に40年前の商品仕様をほぼ完全に復刻した物となっています。
もっとも僕自身は当時品の現物を手にとって見たことがないのでなんとも言えないのですけど(笑)
ただし唯一復刻されなかった物があります。
それはチューブ入りの接着剤セメダインです。
現在は接着剤は別売か接着剤不要のスナップフィットが当たり前ですが昔のプラモには皆セメダインが付いていたんですよね。ガンプラでさえ最初期にはひし形の袋の物が入っていました。
もっとも付属の接着剤は使いにくいのでタミヤの瓶入りを別に買って蓋の裏側の刷毛で塗るのが子供心にはカッコ良く感じたものですが(笑)
今はこのタイプの接着剤をセメダイン社は生産していないのでそこまで復刻するのは難しかったのでしょうね。


Leaflet

電撃屋ドットコム通販特典の冊子です。
電撃ホビーマガジンで連載された『男の復刻倶楽部』の記事をまとめた物です。


はっきり言って高い買物でした。ちょっとしたガレージキット並みの値段でしたから。
でも後悔はしてないんだからね!(なぜかツンデレ風)
まぁ積極的にお勧めをするのはひかえておきますが、当時の雰囲気を味わいたい方はどうぞ。(苦笑)

さすがにこれを気兼ねなく組み立ててしまうのは勇気がいりますねぇ。
かといって保存用にもう1つ買うのもためらわれます。(^^; 置き場にも困りますし。
さてどうしたものか・・・・。

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