ワンダーフェスティバル2007夏レポート その3
3.フィギュア編
お待たせしました。いよいよ大本命のフィギュア編ですよ。
今回も各所から様々な作品が出品されていて楽しませてもらいました。
傾向としてはハルヒ関係がやはり多かったですね。
『Fate』、『To Heart 2』、『リリカルなのは』。『ローゼンメイデン』あたりが次いで目立ったところです。
一方、現在話題の『らき☆すた』は版権申請のタイミングからほとんど見かけませんでした。
『コードギアス』は今回やっと間に合った感じであちこちで出ていました。
『スカイガールズ』桜野音羽、一条瑛華、園宮可憐
コナミから参考出品のアクションフィギュア。
ソニックダイバーとセットで武装神姫のようなシリーズを展開をするのでしょうか?
エリーゼも期待したいところです。
『Rozen Maiden』 翠星石、蒼星石
薔薇乙女関係は今回も大人気。
この双子で出品されているパターンが多いですね。
展示も凝っています。
『凉宮ハルヒの憂鬱』 長門有希
宇宙艦隊ゲームのイメージシーンバージョン。
ひざ小僧にちょっとクラっと来ました(^^;
『成恵の世界』 七瀬成恵
今回の戦利品その5
元ネタ作品の旬が過ぎてもワンフェスって新作として出来の良い物が出て来るんですよね。
観た瞬間なんかピンと来る物があったので購入しました。
能登かわいいよ能登(笑)
『Princess Holiday 転がるりんご亭千夜一夜』 レティシア
ドレスのボリューム感と流れる布の質感が見どころです。
『THE iDOL M@STER』から
アーケード版からコンシューマ版まで幅広い人気のアイマスは複数のディーラーさんから各種でてました。
ステージ衣装の表現がどれも工夫していましたね。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』 C.C.
C.C.の不遜な態度のポーズがよくでています。
新興勢力のコードギアスは男性キャラも含めてそれなりに数が出ていました。
『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』 衛藤芽生
ツンデレめーちゃん。(^^;
こういうシチューエーションも含めてキャラの雰囲気を出す演出が巧いですね。
『To Heart 2』 草壁優季
アレンジCDジャケット絵を再現。パンチラも元絵のまま(^^;
アクリルの月や小物類が効果的です。
『魔法少女リリカルなのはStrikerS』 スバル・ナカジマ
この作品を出したリキッドストーンさんは今回会場内で一番注目されていたディーラーかも。
フル可動アクションとカラーキャストによる完成度の高さは前作のヴィータを超えています。
しかし、その出来の良さ故に転売屋の餌食になってそこそこの数を用意したのにも関わらず開場直後に完売してしまったそうです。そして既にかなりの数量がオークションに出ているのは悲しい現実です。本当に欲しい人の手には渡らず足元を見た転売屋連中の懐に金が入るのは許しがたい事態です。
はっきり言いましょう。転売屋は我々造型を愛する者の敵です。こういう状況が横行すると創作者のモチベーションを著しく削いでしまい、次第にガレージキットの世界は衰退してしまうでしょう。
こう言った輩の跋扈を許してしまう当日版権制度を含めた現状のイベントシステムそのものにも限界が来ています。もう各ディラーの責任だけで対処できるレベルではなくって来ています。
主催側も何らかの対策を講じないとイベントの存続に関わる問題だと思います。
ディーラー、一般参加者、イベント主催が一体となって転売屋と言う敵を排除しなければなりません。
今回の特別賞 キングギドラ
なんと天然木製だそうです。大きさも2mくらいありました。
もはや芸術品レベルですね。
まだまだ沢山の作品がありましたが今回はこれで紹介を終了させていただきます。
全体を眺めた所感ですが、造型レベルはここ数年で格段に上がって来ている一方、モチーフ選択が一部の人気作に偏り過ぎていると思いました。
好きな物を好きな時に好きな様に作るのは大原則だとは思いますが人気があるから取り敢えず作ってみました的なものは見向きもされない傾向があります。
やはり熱い情熱を注ぎ込んだ物は見ている方にも伝わって来るんですよね。そういった作品に出会えることがイベントの醍醐味です。
次回はどなものが出て来るのか楽しみです。
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