ボークス モエコレ+ 初音ミク、セガ EXフィギュア 初音ミク・鏡音リン レビュー
2月のワンフェスで先行販売されたレジンキャスト製ガレージキット版の原型を元にPVC完成品としたものがこれです。原型はミルヒ・シュトラーセ。
KEI氏のイラストのイメージを見事に再現しています。
髪のメタリックカラーによる表現がこれまで出たミクのフィギュアとは一線を隔してますね。未来的なイメージはこれもありかなと思えます。
腰のくびれやすらっと伸びた手足はミクの特徴が見事に出ています。
巨大なツインテールは中空となっていますので見た目ほど重量はありません。
顔の造型は逸品と言えます。数あるミクフィギュアの中でこれをNo.1に推す人も少なくないでしょう。
ヘッドセットの前側の赤いランプの形状が丸型となっていますが公式イラストでは半月状なのが正解。キャスト版でも形状間違いしていたのがそのまま引き継がれているのは残念です。
反対側のマイクの取り付け部は独自解釈の形状となっています。サイドに円柱状の基部が突き出てそこからアームが延びています。
頭頂部は左右のヘッドセットを繋ぐ様な表現をしていますが実は繋がっていないのが正解ですが、裏設定なのでその辺は大目にみても良い箇所かな?
腕のパネルやスカートのインジケータは綺麗なタンポ印刷で再現しています。
上着縁のフリルも細かなディティールで表現されてます。
ニーソックスサイドの鍵盤模様はシャープな筋彫りで入ってますが上端のグリーンのラインが何故か省略されています。自分の入手したものが塗り忘れかとも思ったのですがパッケージの写真も同様でしたのでこれは仕様ですね。
前述のヘッドフォンのランプ形状もそうですが造型レベルが高いのに細かなミスが実に惜しいです。
ポーズ違いの右腕パーツが付属していて交換可能です。
キャスト版と同様の仕様です。
キャスト版との比較です。
ディティール等はPVC版でも遜色なく再現されていますが全体的なサイズが若干小さくなっていますね。
PVCの収縮で致し方ないことですが、これを計算して原型からの歪みや劣化が極力少ない様に原型師自らが製作初期段階から手を加えたのがモエコレ+のコンセプトなんだそうです。
先月出たグッドスマイル製の1/8ミクとの比較。
モエコレ+は1/6スケールと謳ってますが少し小さくて実は1/7くらいです。
グッスマ版もKEI氏描き下ろしイラストを忠実に再現していますが3D化にあたって両者のアプローチの違いが見て解りますね。
気になるアソコは白でした(笑)
腕に自信がある方は縞にリペイントしてみてはいかが?
次はプライズ版ミクです。
VOCALOIDソフトのパッケージイラスト、いわゆるミク立ちを元に造型された様です。
鍵盤型のディスプレイベースにツインテールを支える支柱があります。柔らかい材質なのでツインテールが自重でヘタってしまうのを避けるためでしょうね。
色々な方向から見ても隙のない造型ですね。原型製作はワンフェス等で有名なリキッドストーン。道理でプライズとは思えない出来だと思いました。
塗装のはみ出しが若干ありますが各部の造り込みはかなりのレベルです。マーキングの印刷も綺麗です。
プライズ物だということをさっ引いて考えれば十分おつりが来ますよ。
グッドスマイル1/8ミクとの比較。
ツインテールの拡がり方が異なっているので小さく見えますがほぼ同スケールですね。
お約束のショット(笑)
各社示し合わせた様にこれも白です(爆)
このプライズ版が出たことによって現時点でリリースが告知されていたマスプロダクツ完成品フィギュアの初音ミクは全部そろったことになります。
ということで一同に会してみましたが、これはなかなか壮観な眺め・・・。
しかも大半が9月以降に出たものなんですよね。
続いてプライズ版の鏡音リンです。
初期に発表されたリン単体のイラストが元の様です。ACT.2版ではないですね。
ミクと同様に鍵盤型ベースが付属します。
ミクと同じく原型はリキッドストーン。
長い手足が巧く再現されています。
よくよく考えればこれが初めて出る鏡音リンのマスプロ3D製品なんですよね。
さすがリキッドストーン原型、アップにも耐える造型です。
何故か胸元のト音記号がミラー反転してます(^^;
各部のシティールもこの通りプライズ物のレベルを超えています。
脚の文字も綺麗に印刷されていますよ。
右足側にも文字とスピーカの形状がありますが、こちら側にはないのが実は正解。レンは逆に右足側のみに文字とスピーカがあるというのが裏設定だったりします。
つつける重箱の隅ってこのくらいしかない完成度なんですよね。
ミクとリンのベースはこうして連結して並べることが可能です。
黒鍵が4連になるのはおかしいのですけど・・・(^^;
本日ゲームセンターに赴いてプライズのミク・リンの様子を偵察して来ました。
かなりの人気で絶えず取ろうとしている客が耐えませんでした。
女性客も結構チャレンジしてましたね。リンの方がお目当ての様でした。
クレーンのアームの強さに比べて重量があるようでみんな苦戦していましたね。
ミリ単位でクレーンを制御出来る名人級の人は100円で取れちゃうものなんでしょうか?
軟弱な自分は通販で1体1200円程度でゲットしましたけど同額をゲーセンで投じても絶対に取れませんよ(笑)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント