宙博2010
月面探査ローバーの操作実演。
砂地ばかりの月面を走破するための工夫やロボット技術の一端を見ることが出来ました。
軌道上に設置される太陽光発電システムの模型。
比較のためなのかユニコーンガンダムのMGプラモが。ということは1/100スケールなんですかね?
関連性からいえばエクシアトとかダブルオーの方が合ってるような気もしますが(笑)
スペースシャトルに代わって軌道上への物資輸送に期待が高まるHTV。
こうしてみると巨大なビール缶に見えます(笑)
6月に奇跡の地球帰還を果たした小惑星探査機はやぶさの1/5スケール模型。
今回の主役の一つですね。多くの注目を浴びてました。
はやぶさが最後に地球を撮影した広角光学航法カメラ。
あのラストショットには涙した人も多いのではないでしょうか?
はやぶさ、あかつきに搭載されたリチウム・イオン・バッテリー。
極限環境でも動作する技術は世界一ですね。
これ1個で4Vの電圧が出るそうです。
はやぶさ大気圏再突入カプセルの実物大模型とカットモデル。
本物は現在各地を巡業中です。
カプセル回収時に着用した防護服。
ヒートシールド分離のための火薬が残っている可能性があるためにこのような装備で危険を避けていたわけです。
はやぶさを打ち上げたM-Vロケットの内部解説模型。
今はさらに大型の衛星を打ち上げられるH-2ロケットに取って代わられてますが2003年の打ち上げ当時としては大きな能力を持つロケットでした。
はやぶさに搭載されていた小型探査ローバーのミネルバ。
残念ながらイトカワへの着地は失敗しましたが次の小惑星探査での活躍が期待されています。
バンダイブースでは大人の超合金スペースシャトルが展示されていました。
スケールは1/144ですがそれでも40cm近くあるかなり大型のモデルです。
サプライズで「大人の超合金はやぶさ」の発表。
お値段は3万円以内を目標にお求めやすくとのことです。
1/24スケール。LEDによるイオンエンジンの点灯、太陽電池パドルの展開、サンプラーホーンは差し替えによる伸縮再現と多くのギミックを盛り込むそうです。
さらにサプライズではやぶさコスプレの秋の『』さんに遭遇。
思い切りポーズをとって撮影に応えていただきました(笑)
背面のイオンエンジンはスモークを出しながら青く発光するという懲りよう。
いちはやくはやぶさに打ち込んでいた彼女のこだわりが垣間見えます。
イカロスのソーラーセイル。
差し渡しが14mもあります。実際はこれが4つ組み合わさってソーラーセイルを形成します。
イカロスのミッション部。
これの周囲に折りたたんだセイルが巻き付いており宇宙空間で回転しながら遠心力で展開します。
金星探査機あかつきの模型。
イカロスと一緒に打ち上げられ12月に金星に到着する予定です。
あかつきには皆さんから募集した応援メッセージが刻まれたプレートが搭載されていますが、そのレプリカが展示されていました。
ルーペでメッセージを読むことが出来ます。
電子の歌姫、初音ミクもメッセージプレートに!
1万人以上のメッセージが集まったんですよ。
宇宙航空関連はやはり夢が膨らむ世界ですね。
事業仕分けだとか科学技術がないがしろにされる昨今の流れの中でこういうイベントが多くの人に関心を持たれているということは まだまだ日本も捨てたもんではないなと思いました。
これで興味を持った子供たちが将来の日本の技術を支えてくれればと思います。
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