2007/10/08

『マリア様がみてる 薔薇の花かんむり』

シリーズ最新作『マリア様がみてる 薔薇の花かんむり』読了しました。
実はとっくに読み終わってたのですが色々バタバタしていて感想を書きそびれてました。

バレンタインデートを終えてロザリオの授受に王手がかかった祐巳と瞳子ですが、前巻は短編集でお預け喰らってたので今回こそは二人の行く末に決着が付くと読み出す前から大期待してました。
ここまで長かったー(笑)
以下ネタバレ注意です。

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2007/07/06

マリア様がみてる フレーム オブ マインド

色々と忙しくてツン読(ツンデレとは無関係)になっていたマリみてシリーズ最新刊読了しました。
今回は短編集ですね。過去に雑誌コバルトに掲載されていた7偏と書き下ろし2編、そしてブリッジ部で写真をテーマとして各章に導入すると言う造りになっています。
写真と言うことで蔦子さんの出番が多いのは個人的には嬉しかったりします。(笑)

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2007/04/08

涼宮ハルヒの分裂

シリーズ最新作、読了。

ハルヒ達SOS団のメンバも無事進級して新学期。
新入団員獲得のために活動を始め、そこに生徒会が介入して一騒動ってことでもなく今回は別の意味でかなり緊張感のある展開でした。
まずはハルヒ達の敵対勢力(反SOS団と便宜的にここでは呼びましょうかね)がその全貌を現し始めたこと。
古泉的に言えばハルヒは神にも相当するわけですが、ハルヒに代わる神を反SOS団がかかげて来たわけですよ。この神ってのがまた一癖あるキャラなんで先が読めないと言うか・・・・。
そしてキョン的にはSOS団始まって以来の最大の危機をむかえます。
とりあえずキャスティング終了ってことで6月に刊行予定の「涼宮ハルヒの驚愕」に続いちゃうわけですが。
ここでも「あのね商法」ですかー!?(^^;

今回は色々と仕掛けがあって面白い作品になってます。
キョンの一人称と言う体裁を巧く使ったミスリードがあります。
誰が見ても明らかな事象なのにギャルゲーの主人公並みに鈍いキョン=読者は気付いていない、というか敢えて関心を持たせていないことが重要なキーとなってハルヒの精神状態が不安定になってしまいます。キョンは古泉に指摘されるまでその理由に気付かないんですね。
もしこの話が映像化されたらどうするのだろうかと。主観補正フィルターは文章媒体だからこそできる手法です。

そしてタイトルにもある分裂。
中盤からαとβの2つのルートに分岐してそれぞれが微妙に異なったストーリー展開が平行して描かれています。それぞれのルートでの各事象の内容を把握して行かないとこの先わけが解らなくなってしまうかも。
整理してメモっておいた方が良いかもしれません。

とにかくこの急展開はシリーズ中名作と名高い『涼宮ハルヒの消失』に匹敵する内容かもしれません。

『涼宮ハルヒの分裂』(角川スニーカー文庫)

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2007/04/07

マリア様がみてる『あなたを探しに』

マリみてシリーズ最新刊読了しました。
以下ネタバレですので御注意を。


結論から言えば「またか」ということ。今野先生はいつまで引っ張る気ですか!
もっとも瞳子の抱えてる問題も判明して祐巳とのわだかまりも氷解、二人の距離がぐっと近付いて結果は目に見えてる状況ではあります。その意味では非常に楽しませて貰えました。
瞳子が祐巳に全てを語り素直になりつつもまだ少し強がってる様は可愛いと思いましたね。ツンデレ万歳(爆)
あとはロザリオの授受を待つばかりと言うクライマックスが寸止め状態。小説であのね商法やられるとは思いませんでした。(^^;
次巻ではさすがにロザリオの授受だけでは間がもちませんのでまた一波乱起こそうって気なんでしょうか。
さっさと読者を安心させてくださいよー。
今作では祐巳と瞳子の話だけではなく志摩子と由乃のルートも平行して語られてますがこれらを次巻にまわして先に瞳子問題を決着つけて欲しかったですね。
いつまでもだらだら続けると折角の感動も台なしになってしまいます。

ところで最後の最後で蔦子さんがやっと登場したのですけど、この時笙子ちゃんも一緒だったんですか彼女はいつ新聞部に入ったんでしょうか?写真部じゃなくて?

マリア様がみてる『あなたを探しに』(コバルト文庫)

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2006/12/24

マリア様がみてる 『クリスクロス』

マリア様がみてる 『クリスクロス』読了しました。
以下激しくネタバレですので御注意を。

正直言って「またですか!」って感じです。
マジに決着つけるのをだらだらと延ばしてシリーズの延命を意図的にやってるとしか思えません。
ここ数巻ずっとおあずけ食らってるわけだし、わざわざ今回あとがきに「おあずけ」と書いてるあたりが作者自身の思惑とは別のところで動いてるんじゃないかと勘ぐりたくなります。
前巻の様に予想外にキャラが動いてしまってページ数が足りなくなってしまったのならまだ理解出来ますが、時間を遡っての短編「地図散歩」でお茶をに濁してますしね。
もっとも「地図散歩」自体は物語を補強する意味では面白かったし存在を否定するものではないですが、このタイミングで入れるのは疑問です。

とは言えラストの瞳子の激白で流れの方向は確定しました。想定内ではありますがやっともやが晴れた感じがしますので大きな前進かな。
とにかく祐巳の妹問題を早くすっきりと解決して欲しいですね。この後でまたドンデン返しがあって面白くなると言う良い意味で裏切るのは歓迎ですけど。

さてこの件が片付くと祥子様の卒業関係のエピソードで一波乱かなぁ。
祐巳達が最上級生の薔薇様となった姿はいつ見れるのか・・・・。

それはそうと今回も白薔薇姉妹は甘々のデレデレですね。(笑)

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2006/10/03

「マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵」

マリみて「大きな扉 小さな鍵」読了しました。
って実は発売日は今日でしたね。(^^;
以下ネタバレ含みますので御注意を。

予想はしていましたが、今回でも瞳子問題は決着つきませんでした。
それでも瞳子が抱える問題が具体的に見えて来ましたし各キャラの立ち位置もそれなりに進展して来ました。
何となく結論は見えていますのであとはどう収束させるかですね。

それと瞳子に対する可南子や特にラスト近辺の乃梨子の友情がうるっときましたね。
これで背中を押されて瞳子は一歩前に進めるのじゃないかな?
祐巳は瞳子の扉の錠をはずしました。あとは中から扉が開かれるのを待つしかない様です。

ひとつ気になったのは本作では祐巳が妙に大人びて描かれている事に違和感を感じました。
作者のあとがきで違和感の理由には言及されているのですが、これまでは祐巳の一人称としての子供っぽさが目立っていたわけですが第三者の目からすれば当人が思っている以上に成長しているというとらえ方も出来ます。
でもそこに至る描写がすっぽり抜けてるように思えるんですよねぇ。
クリスマスの事件以降、本作までの約二ヶ月の劇中時間で祐巳が何を考えて決意したか曖昧なのは僕の読み込み方が浅いだけなのかな?
ここ数巻はずるずると話を引っ張り過ぎて冗長になってるのは否めないと思うのですが。
そこへ来て急展開なもんですから面喰らいますよ。(^^;

今回特筆すべきは白薔薇姉妹の描写かなぁ。もうなんというか甘々のデレデレって感じです。(^^;
P87の挿絵なんて破壊力抜群。電車の中で読んでたので周りの視線を気にしちゃいましたよ(笑)

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2006/05/28

キャスティング完了

「星降る夜のシンフォニー」の合宿一日目がようやく書き上がりました。
これでようやく主要登場人物が全員揃ったことになります。
なんとか話も動き出したと言う感じですかね。
新規登場の明里・光里姉妹のキャラ設定も併せて掲載しました。

実際、今回掲載分の執筆はかなり調子が出て一気に書き上げた感があります。夕方から書き始めて気が付いたら夜が明けかけていました。(^^;
自分の中でも各キャラの性格が固まって来たということでキャラが勝手に動き始めたというのが実感出来ました。
書いていて楽しかったですね。

物語はこの後意外な方向へ更に進む予定です。
乞う御期待。

感想等がありましたらよろしく。

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2006/05/20

キャラクタ設定

「星降る夜のシンフォニー」のキャラクタ設定を掲載しました。
僕の文章力の低さから登場人物のプロフィールが読取りにくかったかと思いますが、それを補う意味でもビジュアルと合わせて参照していただきたいと思います。
今後も随時追加して行く予定です。

本文中に一切表現してなかったのですがここに来て初めて雅世が眼鏡っ娘だということが判明しました。(^^;
彼女がいかにして眼鏡っ娘になったかに関しては色々とエピソードが用意してあるのですが、今回は傍役に徹してもらう方針ですのでまた別の機会と言うことで・・・。

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2006/05/14

アメ雨フユカイ

ここのところ天気が悪い日が続いてますね。
寒暖の差も大きいので体調崩してる人も多いみたいです。
僕もちょいと風邪気味でこの週末は家に引き蘢ってました。

ってことで(何が?)「星降る夜のシンフォニー」続きを公開しました。
うーん、またも全然話が進んでいません。しかも新キャラ出てるし。(^^;
実はまだ主要キャラは全員登場してないんですよね。
とりあえず合宿1日目が終ればキャスティング終了なんですが、あと1回か2回でそこまで行かないと飽きられそうですねぇ。
この物語の方向性やジャンルもまだ本質が書けてないですし。
ただの学園ラブコメじゃないんですよ。(苦笑)

当面は週刊ベースでなんとか書き続けたいと思ってますのでどうかよろしく。

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2006/05/07

星降る夜のシンフォニー

長かった連休も今日でおしまい。
だらだらと過ごすと言ってましたが実はこの機会にちょこっと創作文なんぞを書いてました。
本家サイトに書庫を開設しましたのでそちらに掲載しました。
よろしければ読んでやってください。

目次のタイトルを見ていただければ判る様に、とある高校の吹奏楽部の合宿の1週間を描いた物です。
まだまだ序盤のプロローグだけですが今後も引き続き掲載予定です。
とりあえずイラスト等を本文に挿入予定で昨今のライトノベルの体裁にしていこうかと画策しています。

いきなり完全創作で手間取りました。かといって二次創作が楽と言うわけではないのですが(^^;
しかもなんとも恥ずかしいタイトルですな(^^; これもこの先の展開が見えて来ると意味が出て来る仕掛けになっております。
さらには女の子の一人称なんてこっ恥ずかしい文章を書いてしまって赤面物です。(^^;
といってもこの話のネタは随分前から暖めていた物でやっと自分の中で期が熟したので書き始めたんですね。SS書きの文月さん等に触発された部分もあります。
良い意味で皆さんの期待を裏切りたいと思っています。

御意見感想等がありましたら遠慮なくどうぞ。

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